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カリマートリビュート25完全レビュー!旅行のプロが語る魅力と弱点

カリマー(karrimor)のトリビュート25(tribute25)の画像

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「トリビュート25は通勤や週末の旅行にも使いやすいかな…」

「ビジネス用PCや小物をどれくらい収納できるか気になる…」

そんな疑問を、旅行&登山経験豊富な夫婦がKarrimor(カリマー) トリビュート25を豊富な写真から徹底レビューしてお答えします。

結論としてトリビュート25 (tribute25)は、25Lの程よいサイズ感で背負い心地がよく、ビジネス&旅行にも使える万能リュックです。

トリビュート25を実際に背負ってレビュー

この記事を書いた人

rucklabの運営者の写真

登山歴10年・渡航100回以上の夫婦

RuckLab運営チーム

・夫:登山歴10年で、山小屋勤務や800kmのスペイン巡礼、パタゴニア登山を経験
・妻:元CAで30か国100回以上の渡航経験
「このリュック、本当に使いやすい?」そんな疑問に山と旅が大好きな夫婦が、日常から登山・海外旅行まで使えるリュックを実際に背負ってレビュー!使いやすさも、見た目も、リアルにお伝えします。

トリビュート25の評価まとめ

項目評価
収納力4.5
フィット感4.5
使いやすさ4.0
汎用性4.5
コスパ4.0
総合スコア4.3
評価の詳細を見る

収納力 4.5

3気室構造と豊富なポケットで荷物の整理が非常にしやすいです。PC専用スリーブも肉厚で安心感があります。ただし、サイドポケットが浅い点だけがマイナスポイントです。

フィット感 4.5

クッション性と通気性に優れた背面パネルとショルダーハーネスにより長時間の使用でも快適。チェストベルトもあり、荷物が重くても体への負担が少ないです。

使いやすさ 4.0

シンプルなデザインで日常的に使いやすいです。一方で、底面に角度があり自立しない点、防水性を高めるフラップのせいで若干ファスナーが開けにくい点がマイナスポイントでした。

汎用性 4.5

通勤・通学から1泊程度の旅行、軽いハイキングまで幅広く対応できます。ロゴが控えめなのもおすすめポイントです。

コスパ 4.0

約2万円は安くありませんが、使われている素材の耐久性や機能性の高さを考慮すると、価値はあります。

目次

カリマー トリビュート25のメリット・デメリット

トリビュート25は万能リュックなので多くの人におすすめできますが、一部の人には不向きな場合があります。

私達の実際の使用感と様々なレビューをもとにおすすめな人・おすすめしない人をまとめました。

メリット
  • 3気室構造と豊富なポケット
  • 登山ブランドならではの着心地
  • 840gと軽量で、日常使いに最適
  • パッド付きのPC専用スリーブあり

こんな人におすすめ

  • 通勤とプライベートでリュックを兼用したい人
  • 荷物が多く、整理整頓が苦手な人
デメリット
  • 自立して床に置けない
  • サイドポケットが浅く、ペットボトルの収納に不向き
  • 撥水性はあるが完全防水ではない

こんな人には不向きかも

  • 太めの水筒や折りたたみ傘をサイドポケットに入れたい人
  • 完全な防水性能を求める人

カリマートリビュート25の基本情報

トリビュート25の基本情報は以下の通りです。

項目詳細
ブランドKarrimor (カリマー)
容量25L
サイズ高さ47cm x 幅30cm x 奥行22cm
カラー展開ブラック,ダークネイビー,ガンメタル
重量約840g
素材840D 高密度ナイロン
PC収納15インチ程度まで対応 (スリーブあり)
機内持ち込み可 (主要航空会社の規定クリア※55×40×25 cm以内)
ANA
Jetstar
参考価格19,800円
カリマーってどんなブランド?
karrimorのロゴ画像
Karrimor

カリマーは1946年創業でイギリス発のアウトドアブランドです。

もともとクライマーのための堅実で機能的なリュック作りから始まったブランドですが、最近は普段使いしやすい商品も多く販売しています。

次からは、以下の順番でリュックの詳細を説明していきます。

  • デザイン,着用イメージ
  • 背負い心地
  • 収納
  • 耐久性,防水性

トリビュート25の外観デザイン:シンプルで旅行・ビジネスにも馴染む

トリビュート25はシンプルなデザインで、通勤や旅行など、フォーマルとカジュアルどちらの場面にも使いやすいリュックです。

特にカリマーロゴが控えめで、本体と同系色の糸で刺繍されているため、悪目立ちしません。スーツやジャケットスタイルにも溶け込み、通勤リュックとしても優秀です。

トリビュート25の側面デザイン

側面からみてもスラッとしたシルエット。

トリビュート25の上部デザイン

上には持ち運びやフックにかけやすいハンドルも付いています。

トリビュート25の底部デザイン

素材に使われている840D(デニール)の高密度ナイロンは、マットな光沢感があり、化学繊維にありがちな安っぽさがありません。触れてみると、しっかりとしたハリと厚みを感じられます。

男女別・身長別の着用イメージ

私たち夫婦が実際にリュックを背負ったイメージをご紹介します。

【男性モデル・私服:177cm】

トリビュート25の男性着用イメージ

177cmの男性が背負うと、大きすぎず小さすぎず、まさにジャストサイズ。落ち着いたカラーリングとロゴ控えめなデザインで、ビジネスカジュアルな格好にも合わせやすいです。

【女性モデル・私服:165cm】

165cmの痩せ型の女性が背負っても、サイズ感が大きすぎず自然なシルエット。

「トリビュート25 女性」と検索される方も多いですが、男女兼用で全く問題なく使えます。

【男性モデル・登山:177cm】

実際に登山のファッションとも合わせてみても、よく馴染みます。

トリビュート25のフィット感と背負い心地

トリビュート25を背負っている横姿

トリビュート25はデザイン性だけでなく、背負い心地も抜群です。

背負い心地が良いポイント
  • 肉厚な背面パッド
  • 高い通気性
  • チェストストラップ

肉厚な背面パッド

背中に当たる部分には、凹凸のある肉厚なメッシュパッドが配置されています。これがクッションとなり、PCなどの硬い荷物が背中に当たる不快感を解消します。

高い通気性

パッドの凹凸が空気の通り道(チムニー効果)を生み出し、背中の蒸れを軽減。

汗をかきやすい夏場でも背中が蒸れにくくなっています。

チェストストラップ

チェストストラップをしめることで、リュックの揺れが抑えられて、体との一体感が増します。

自転車通勤やちょっと走る際にも安定感が増します。

トリビュート25の収納性とアクセス性

トリビュート25の最大の魅力は高い収納性にあり、3気室構造となっています。

トリビュート25の3気室構造
3気室構造
  • 【背面】PC・書類用のビジネスコンパートメント
  • 【中央】着替えや厚みのある荷物用のメインコンパートメント
  • 【前面】小物管理に最適なフロントコンパートメント

それぞれ画像付きで詳しく紹介していきます。

【背面】PC・書類用のビジネスコンパートメント

トリビュート25のビジネスコンパートメント

背面に最も近い気室は、PCや書類の収納に特化しています。

トリビュート25にPCを入れる様子

独立PCスリーブは、13インチのMacBook Airがすっぽり収まるサイズ感。

内側は起毛素材で覆われており、ケースなしでもPCを傷から守ります。

トリビュート25のビジネスコンパートメントにペットボトルを入れる様子

メインの収納箇所ではないものの、2Lのペットボトルが2本は入る収納量です。

【中央】着替えや厚みのある荷物用のメインコンパートメント

トリビュート25のメインコンパートメント

開口部が大きく開くので、パッキングや荷物の確認がしやすいのもポイントです。

地味ながらも嬉しいのが、内部のカラーリングです。ブラックのモデルでも内部はライムグリーンになっており、中に入れた荷物が見やすいという実用的なメリットがあります。黒いガジェットやポーチ類もすぐに見つけられて便利です。

トリビュート25のメインコンパートメントにペットボトルを入れる要素

2Lのペットボトルが3本余裕で入ります。

【前面】小物管理に最適なフロントパートメント

トリビュート25のフロントコンパートメント

前面のコンパートメント内部には便利なポケットが3層に分かれています。

トリビュート25のポケット

財布やボールペン、イヤホン、モバイルバッテリーといった細々したアイテムを収納できます。

キーフックもあるので、鍵を収納するのも便利です。

サイドポケット

トリビュート25のサイドポケット

両サイドにはポケットがありますが、伸縮性がなくマチも浅いため、収納できるものが限られます

トリビュート25のサイドポケットを開いた様子

スマホサイズのものは収納できますが、500mlのペットボトルなどは入りません。

トリビュート25の耐久性と防水性

耐久性

トリビュート25を背負った女性の後ろ姿

トリビュート25には、840デニールの高密度ナイロンが採用されています。これは一般的なリュック(多くは400D〜600D)と比較して強い素材で、耐摩耗性に優れています。

岩場などで多少こすったくらいではビクともしない安心感は、登山ブランドならでは。長く使い込んでもヘタりにくいです。

防水性

生地自体には撥水加工が施されているので、小雨程度であれば弾いてくれます。

しかし、縫い目やジッパーは止水仕様ではないため、完全防水ではありません。

長時間の雨や本格的な大雨の中では、内部に水が浸みてくる可能性があります。

【正直レビュー】気になる点と改善策

トリビュート25は万能リュックですが、気になる点もあるので、改善策と合わせて紹介します。

気になる点1:床に置くと倒れる

トリビュート25の側面デザイン

底面が斜めにカットされているデザインのため、平らな床に置いても自立しにくいです。

改善策
  • リュックハンガーを活用する
    • カフェやオフィスでは、テーブルに引っ掛けられる携帯用のリュックハンガーが非常に役立ちます。1000円程度で買えるので、セットで持っておくと快適です。

気になる点2:サイドポケットが浅い

サイドポケットが小さいため500mlのペットボトルが入りません。

改善策
  • カラビナを活用する
    • カラビナを使ってストラップ部分に吊るすという手もあります。
  • メインコンパートメントに入れる
    • 潔く諦めてメインの収納部分に入れましょう

気になる点3:完全防水ではない

撥水性は高いものの完全防水ではありません。

改善策
  • レインカバーを常備する
    • カリマー純正のレインカバーはもちろん、軽量コンパクトな他社製品でもOKです。前面ポケットに常に入れておけば、突然の雨でも安心です。

トリビュート40との比較

トリビュートシリーズで悩むのが、40Lモデルとの比較です。

カリマートリビュート40とカリマートリビュート25の比較写真
モデルトリビュート40トリビュート25
容量40L25L
サイズH55×W32×D26cmH47×W30×D22cm
重量1,210g840g
おすすめ用途2〜4泊の旅行、出張日帰り旅行、毎日の通勤
機内持ち込み◯可能◎余裕で可能
特徴容量が大きいため荷物が多めでも入るより普段使いしやすいサイズ感
参考価格22,000円19,800円

トリビュート40が25と大きく違う点は以下です。

トリビュート40の特徴
  • 容量が40Lと大きく、重量も370g重い
  • ウエストベルトがある
  • サイドポケットにペットボトルが収納できる

トリビュート25よりも大容量になるので、宿泊を伴う旅行や出張にはおすすめできます

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トリビュート40とのサイズ感比較

トリビュート40のサイズ感

カリマートリビュート40を背負った女性の後ろ姿

トリビュート25のサイズ感

カリマートリビュート25を背負った女性の後ろ姿

背負った際のサイズ感はかなり違って見えます。

特に小柄な女性にはトリビュート25の方が普段使いしやすいサイズ感です。

メインコンパートメントの収納力比較

トリビュート40と25の収納力比較

2Lのペットボトルを入れた際に、トリビュート40は上部により余裕があることがわかります

旅行も通勤もこれ1つでOK

今回は、カリマーのトリビュート25について徹底的にレビューしました。

改めてメリットとおすすめな人は以下です。

メリット
  • 3気室構造と豊富なポケット
  • 登山ブランドならではの着心地
  • 840gと軽量で、日常使いに最適
  • パッド付きのPC専用スリーブあり

こんな人におすすめ

  • 通勤とプライベートでリュックを兼用したい人
  • 荷物が多く、整理整頓が苦手な人

ぜひリュック選びの参考にしてみてください。

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